ソフトボールのピッチャーにとって、大切なのは『下半身』の筋力です。
ボールを投げるのは手ですが、球速の速いピッチャーで腕がムキムキの選手ってあまりいないですよね。
上半身の力も確かに大切ですが、ピッチャーはそれを支える下半身がしっかりしていることで安定したフォームで速い球を投げていくことができます。
ここでは、ソフトボールのピッチングが上達する、下半身を鍛える筋力トレーニングをご紹介します。
下半身を鍛えるには
下半身を鍛えるには
・ベースランニング
・インターバル走
などの走りのトレーニングが効果的です。
いつも取り入れている練習だというチームも多いかと思いますが、これを全力で行うことで、下半身と一緒に瞬発力、持久力を鍛えることができます。
やらないよりやる方がもちろんマシですが、やるならダラダラやるのではなく、全力で!
これを心がけましょう。
また、ジョギングも取り入れたいピッチャーの下半身強化のためのトレーニングです。
ソフトボールのピッチャーは1人で7イニングを投げ切ることも珍しくありませんから、下半身を強化して安定したピッチングをする、ピッチングの球速を速くするという目標だけでなく、体力をつけるという面でもジョギングは取り入れておきたいトレーニングなのです。
日常生活の中で下半身を強化する
下半身強化のための走り込みは大切ですし、ピッチングの上達に繋がりますし、下半身を強化させるとピッチングは上達すると言っても過言ではないと思います。
しかし、普段の練習の中で急にダッシュを増やしたりすると、故障にも繋がりかねませんので、日常生活の中で無理なく継続できるトレーニングをご紹介します。
まず、トイレに行く時、なるべく便座を使わないようにしてみましょう。
そして歯磨きをする時、壁に背中をつけて、空気椅子の状態で行ってみましょう。
どちらも1回は短い時間ですが、最初のうちはキツイです…。
ですが、続けていくことで、柔らかい筋肉がついてきますし、無理なく続けていくことができますので、ぜひ試してみてください。
また、怪我の恐れがあるので十分に柔軟を行ってから上、ななめ、後ろ、色んな方向にジャンプするというのも練習時間以外にもできます。
まとめ
どんなに腕の力が強くても、下半身がしっかりしていなければ安定したピッチングはできません。
下半身を鍛えることで、ピッチングは必ず上達します。
日々の『走り』のメニューを全力で。
そして、日常生活の中でもできるトレーニングもぜひ試して、毎日続けてみてください。