ソフトボールの練習は決して楽なものではありません。
しかし、練習なしに試合に勝つなんて、よっぽどセンスのある選手がそろっていても無理な話です。
ここではソフトボールの練習を嫌がる、面白くないなと感じているのが態度に出てしまっている選手たちの心を動かして、ソフトボールの練習が面白いと感じるようになるためのたった2つの秘訣をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ソフトボールの練習はなぜ面白くないのか?
ソフトボールの練習って、苦しかったり、辛かったりするものです。
全力で走って、声を出して…。
指導する監督やコーチ、そして親御さんからしたら、練習が苦しいのは当たり前。
しかし、練習が面白くないなと感じている選手の多くは「試合は楽しい、でも、練習は嫌い」というケースが多いのです。
練習は辛くて、楽しくないから。
だから練習が嫌いで、面白くないのです。
楽しいと感じる要素を練習の中に取り入れる
練習が嫌い、練習が面白くないという選手たちの気持ちはどうやったら変えていくことができるのでしょうか?
答えはとてもシンプルで、楽しいと感じる要素を練習の中で取り入れるのです。
例えば、練習メニューのひとつとしてよく見られるベースランニングに、「競争」という要素を加えてみるのです。
まず2チームに分かれ、片方はホームベースからのスタート、もう片方はセカンドからのスタートで、リレー方式でベースランニングをしていきます。
そうすると、自然と「早く走ろう!」「負けたくない!」という気持ちになってきて、勝敗があるわけですから、淡々と走るよりずっと面白くなるのです。
練習の意味を教えてあげる
そしてもう一つの秘訣が、「そもそもなぜ練習をするのか」その本質を教えてあげる必要があります。
なぜ練習をしなければならないのか…。
それは、試合に勝つためですよね。
試合に勝つためには、練習から基礎をしっかり学んで、上手くならなければいけません。
そして、練習から試合を意識して、集中力や自信をつけていかなければなりません。
試合をもっと面白いものにするためにも、練習って必要不可欠なんです。
このことを根気強く選手に教えてあげることはとても大切なのですが、ひとつ注意しなければならないことがあります。
それは、感情的に怒らないことです。
怠けていたり、練習をしっかりしない選手には怒りたくもなってしまいますが、怒ってはいけません。
選手に練習の本質を教える上では、言葉を選んで、根気強く何度も「理由」を教えてあげましょう。
頭ごなしに怒ってしまうと、いくら試合に勝ちたい気持ちが選手にあっても、萎縮してしまって、勝つために、ではなく、怒られないために練習を頑張るようになってしまいます。
そうなってしまうのは悲しいですよね。
ですから、練習が面白いと感じるようになるために、これだけは注意しなければならないのです。
ソフトボールの練習は面白い!
・楽しいと感じる要素を練習の中に取り入れる
・練習の意味を教えてあげる
この2つが、ソフトボールの練習を面白いと感じるようになるためのたった2つの秘訣なのです。
練習の意味をしっかりと理解した上で、普段の練習の中で出来た、勝った、などといった達成感や、負けた、出来ない、といった悔しい気持ちを感じさせることは、ソフトボールの練習が嫌いというその気持ちを動かすことができるのです。