子供会などでソフトボールの指導をすることになったけど、どう教えていけばいいのか分からない…と戸惑う指導者は少なくありません。
ここでは子供にソフトボールを指導するにあたって実践したい4つのコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.根気強く教える
子供たちの指導をいざ始めた時、言ったことをなかなか理解してもらえなかったりして悩んでしまうという人は多いものですが、子供には「過去の経験がない」のです。
ですから、言われたことをいきなり100%理解したり、動けと言っても、そんなもの出来なくて当たり前なんです。
だからこそ、指導者が新しいことを一から教えてあげる必要があるのですが、ここで大切なのが「根気強く教える」ということです。
子供たちはすぐにはできないことも多い分、一度覚えてしまえば成長はとっても早いので。子供の成長、可能性を信じて、まずは指導者である大人が根気強く教えてあげましょう。
2.理由を教えることが大切
子供ってとっても素直です。
ですから、しっかり話をすれば分かりますし、その通りだなと子供が思えば、自分自身も正しい行動をするための判断が出来るようになってきます。
そのために、指導の上で「理由」というものが重要になってきます。
小さい子供の指導だと、まずはルールから何度も教えなくてはいけないかもしれません。
そんな時に
なぜそうしてはいけないのか、なぜそうしなければいけないのか
「なぜ」を理由とともに理解させてあげる努力が必要です。
また、その時に子供たちが理解しているか、理解しようとすることができる言葉を使うことができているか、使う言葉にも注意しましょう。
3.子供に対して感情的になるのはNG
子供たちは最初はできないで当たり前…。
しかし、なかなか言う通りにやらなかったりしていると、例え相手が子供でも腹を立てて怒鳴ってしまう指導者もいます。
指導者だって人間ですから、腹が立つこともあるでしょう。
しかし、ソフトボールを子供に教える上で、子供に対して感情的になって怒鳴るということはしてはいけません。
怒鳴られた子供は萎縮して、
「ちゃんとできるように頑張ろう」
ではなく、
「怒られないようにしよう」
という思考に陥ってしまい、思い切ったプレーができなくなったり、大人の顔色を見てプレーするようになってしまいますので、感情的になるのは絶対にしてはいけません。
4.「叱る」ことは大切
感情的に「怒る」のはダメですが、子供たちが何をしても許してくださいというわけではありません。
チームのため、子供たち一人ひとりのために、叱るべきときにはきちんと「叱る」ということも指導者として大切なことです。
怒るというのは感情的になった時にしてしまうことですが、叱るというのは、何がいけなかったのか、どうするべきだったかを冷静に教えて、相手を諭すことを言います。
怒るのは自分中心の感情であるのに対して、叱るのは相手が中心で、間違っているところを正してあげようという気持ちからできることですから、子供たちに対しても必要な時にはちゃんと叱ることが出来るようになるということも、子供たちを指導する上でとても大切なことなのです。
まとめ
子供たちにソフトボールの指導をするための4つのコツをご紹介しましたが、参考nなりましたか?
子供たちに教えるというのは、一筋縄にはいかないことも多いと思います。
ですが、指導者である大人たちが誠意をもって、根気強く、子供たちが理解することのできる言葉できちんと指導してあげれば、子供たちは大人がびっくりするようなスピードで成長していきます。
ここでご紹介した4つのコツを、ぜひ実践してください。